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「お部屋を涼しく!窓ガラスフィルムで暑さ対策」

暑さ対策の窓ガラスフィルム

 

暑い夏、冷房を効かせてもなかなか涼しくならないと感じることはありませんか?

 

そんな悩みを解決する一つの方法が、窓ガラスフィルムの活用です。

 

窓ガラスフィルムがどのようにして暑さを遮るのか、そのメカニズムと具体的な効果について詳しく解説しています。

 

また、適切なフィルムの選び方から、購入する際の注意点、正しい取り付け方やメンテナンス方法まで、全方位からガイドします。

 

更に、エコ生活への貢献として、環境への影響や電力消費の削減についても触れています。

 

これを読めば、あなたの部屋も快適な涼しい空間に変わるかもしれません。

 

暑さ和らぐ窓の画像

 

 

窓ガラスフィルムはどこにある?

 

そもそもどこに貼られているのか、普段意識しないと分かりづらいと思いますが、実は町のいたるところに見ることが出来るんです

 

実際に窓ガラスフィルムは公共施設や商業施設、さらには民間の住宅にも広がりつつあります。

 

身近でいえば、カフェや銀行などにも普通に貼ってありますよ

 

 

公共施設、商業施設

 

公共施設や商業施設では、多くの人々が訪れるため、プライバシー保護や安全対策として窓ガラスフィルムが頻繁に使用されています。

 

例えば、病院の診察室、学校の教室、市役所などですね。

 

これらの場所では、透明なフィルムで紫外線カットをしたり飛散防止で災害時の安全が確保されていたりします

 

また、視線をさえぎる目的で装飾フィルムやミラーフィルムが使われたりしています

 

そしてフィルムには紫外線を遮断する機能が備わっているため、内部の家具や壁紙が色あせるのを防ぐ効果も期待でるのです。

 

 

民間にも少しずつ

 

最近では、民間の住宅でも窓ガラスフィルムが認知され始めています

 

特に新築やリノベーションを行う際に、窓のセキュリティや断熱効果を高める目的で設置されることが多いです。

 

民間の住宅においては、デザイン性を重視したフィルムが選ばれることもありますが、主にエネルギー効率の向上や紫外線から家具を守るといった実用的な理由から選ばれることが大半です。

 

省エネ対策としても非常に効果的であり、夏場の冷房や冬場の暖房の効率を上げることが可能になるため、経済的にも大きなメリットがあります。

 

 

暑さ対策としての効果

 

夏場の厳しい暑さから身を守るために、多くの家庭やオフィスが取り入れているのが窓ガラスフィルムです。

 

このフィルムは、ただ日差しを遮るだけではなく、建物内の温度上昇を抑え、エアコンの使用効率を向上させる効果が期待できます。

 

こうした暑さ対策としての役割は、環境負荷の軽減だけでなく、経済的負担を減少させるという点でも注目されています。

 

 

熱を遮るメカニズム

 

窓ガラスフィルムの熱を遮るメカニズムは主に、太陽の熱線、特に赤外線を反射または吸収することによって機能します。

 

フィルムには金属粒子や特殊な化合物が含まれており、これらが太陽光の熱エネルギーを直接窓から室内に入る前に遮断します。

 

この結果、外からの熱の侵入を大幅に減少させることができるのです。

 

さらに、この技術は光を遮ることなく熱だけをブロックするため、室内は明るさを保ちながらも涼しさをキープすることが可能になります。

 

 

実際の温度やエアコン効率

 

窓ガラスフィルムを設置すると、その効果は直ちに顕著に現れます。

 

室内の温度は設置前と比べて数度下がることが報告されており(メーカーによると窓際の温度差は19度とも)、これによりエアコンが冷房を強くする必要が減少します。

 

エアコンの効率が良くなることで、電力消費を抑えることができ、電気代の削減にもつながります。

 

また、エアコン自体の負担が減るため、故障のリスク低減や長期的なメンテナンスコストの削減も期待できるのではないでしょうか。

 

室内環境が快適に保たれることで、生活の質も向上します。

 

 

選び方のポイント

 

窓ガラスフィルムを選ぶ際には、特定の要点を考慮することが重要です。

 

フィルム選びの際の優先事項や、それぞれの製品の特性に基づく価格の違いについて掘り下げていきます。

 

効率的かつ適切な商品を選ぶためのポイントを具体的に解説します。

 

 

「熱割れしない」が優先

 

ガラスフィルムを選ぶ上で最も重要なポイントは、熱割れのリスクを知ることです。

 

熱割れとは、ガラスが温度の急激な変化によってひびが入る現象であり、窓ガラスにフィルムを貼る際の主要な注意点の一つです。

 

特に、冬場の夜明けの直射日光が強く当たる東側の窓など、さっきまで冷たかったのに急に温められる環境があるとリスクは上がって行きます

 

基本的に「熱割れ計算」を行ってリスクを測定しますので、現地調査の際に職人さんに質問すると良いと思います

 

熱割れ計算を行ってもリスクの保証ではないのですが、大きいリスクは排除できます

 

 

室内と外専用で価格は違う

 

窓ガラスフィルムには、室内用と外用の両方があり、基本的には室内側に貼るものですが環境によっては外側に貼る場合もあります

 

その際は、外側のフィルムの方が割高になることも多いので、これは知っておいた方が良いと思います

 

これは、外専用の処理がされているフィルムを使用するためで、材料費から上がってしまうものなんです

 

 

購入前に知っておくべきこと

 

ミラーか透明かで違う価格

 

暑さ対策のフィルムには大きく分けてミラータイプと透明タイプがあり、一般的に言いますと

 

透明 > ミラー

 

という価格差になっています

 

しかしながら、暑さカットの機能としては

 

ミラー > 透明

 

という具合です

 

ですので、外からの熱を大幅にカットしたいし、見た目も鏡で良い場合はミラーが適しているのでしょうし、外からの光を減らしたくないし暑さをカットしたいという場合は、透明系が適しているという事になります

 

 

避けた方が良い窓もある

 

全ての窓がガラスフィルムに適しているわけではありません。

 

避けた方が良いのは主に二つの理由でしょうか

・光

・熱割れ

 

採光窓が小さいとフィルムがカットする光の量をもろに影響を受けた感じになってしまいますが、大きな窓だったりそれが複数あったりすると意外と気になりません

 

生活空間の光の量がそぐわない場合はフィルム以外の方法を考えられても良いかなと思います

 

 

そして熱割れに関しては、はめ殺しの窓、ワイヤー入り、デコボコ窓、ペアガラス、トリプルガラスなどですと通常よりも熱割れのリスクは上がります

 

十分に検討なさった上での貼り付けを推奨しています

 

 

どれくらいもつのか?

 

ガラスフィルムの寿命は、一般的には約10年は持つとされていますが、直射日光が多い場所や潮風の影響を受ける地域では寿命が短くなることがあります。

 

外に貼る場合は5年程度とも言われます

 

 

貼り換えで知っておく事

 

ガラスフィルムの貼り換え作業は、既存のフィルムを剥がし、新しいフィルムを貼ることを言いますが、ここでも知っておいた方が良いことがあります。

 

古いフィルムは剥がれにくいことがあり、無理に剥がそうとするとガラスを傷つける原因にもなります。

 

これはどうしようも出来ないこともまれにあります

 

もうひとつは、剥がし作業代がかかるのが通常という事です

 

意外と知らない事ですので、ご参考いただければと思います

 

 

取り付けに関して

 

大きな窓は突き合わせる

 

フィルムの原反が、大きくても1.5メートルのものがほとんどですので、その幅を超える窓の場合は突き合わせて貼る事になります

 

0.5mmほど空けて突き合わせるのですが、遠目にはわからないスキマです

 

色付きの場合は光が漏れる形で分かる事もありますのでピッタリとくっつけることもありますが、仕上がりに問題が出ることもあるため、あまり推奨された方法ではありません

 

 

デコボコの窓の場合

 

デコボコしたガラスを型板ガラスと言いますが、型板の場合は型板専用のフィルムを貼ることになります

 

また、デコボコ面の裏側は滑らかな面になっているので、そちらには通常のフィルムを貼る事が可能ですのでそちらに貼ることは出来ないかも同時に検討するのも良いと思います

 

 

メンテナンスとケア

 

掃除方法はたまに拭くだけ

 

窓ガラスフィルムの掃除方法は非常にシンプルで手間がかからないものです。

 

汚れが目立ち始めたら、柔らかい布を濡らして拭いてください。

 

汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤を布に含ませて拭き取ることが推奨されます。

 

使用する布は、フィルム表面を傷つけない柔らかい素材を選ぶことが重要です。

 

アルコールやアンモニアを含む洗剤は避けてください。これらの化学物質はフィルムの表面を損傷し、劣化を早めることがあります。

 

 

劣化のサイン

 

窓ガラスフィルムの劣化にはいくつかの明確なサインがあります。

 

フィルムの色が変わったり、剥がれや泡が発生している場合は劣化の兆候です。

 

 

エコ生活としての利点

 

電力消費の削減

窓ガラスフィルムの影響において重要な部分の一つが、電力消費の削減です。

 

節電は、電力のピーク負荷を下げ、発電所による環境への影響を小さくすることに直結しますので環境へも貢献します。

 

電力消費を抑えることで、電気代の節約にもなり、経済的なメリットも得られるのです。

 

 

暑い夏はこれからが本番です

 

もしもご検討の際はお気軽にお声がけくださいね

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