ブログ一覧


窓フィルムの劣化 見た目は?

劣化したフィルムの例

 

窓ガラスフィルムの寿命は

 

室内で10年以上

室外で5年程度

 

と言われていますが、劣化の原因は紫外線です

 

ですので、例えば室内でも紫外線に多くあたる場所とあまり当たらない場所では劣化の具合が全然違います

 

では、劣化すると見た目はどうなるのかのわかりやすい画像を見ていきましょう

 

 

劣化の一例

 

これは室内に貼った透明遮熱フィルムですが、上から変な模様が入っているのが確認できますが、これはかなり劣化がすすんだ状態です

 

さびのように見えますね

 

劣化したフィルムの画像浜松上から

 

実際はさびではなくて接着のりの劣化なので、フィルムをはがして掃除すればガラスはきれいなままです

 

 

もっと近づいてみてみるとこんな感じ

 

劣化したフィルムのふち

 

ふちに沿って茶色く変色していますが、フィルムをはがして掃除すれば透明なガラスのままです

 

劣化すると気泡がポコポコと出てくることがありますが、

 

フィルムの劣化で気泡がひどい画像

 

一見汚れかなと思う所ですが、フィルムの中に空気が発生して気泡になっているんです

 

もちろん最初は小さくて細かいものですが、長い時間放置していくとだんだんこうなっていきます

 

 

フィルムの劣化の原因は紫外線ですが、外専用のフィルムと言えども紫外線にさらされるので劣化は避けられません

 

外貼りの劣化

 

風化したような感じになり、フィルム自体がぼろぼろと崩れています

 

 

フィルムの劣化の違い

 

最初に、

 

室内10年

室外5年

 

とお伝えしましたが、劣化の原因である紫外線にどれくらいあたるのかでこれもまた変わっていきます

 

 

パカッと開く窓

 

室内に貼ったフィルムは直接日に当たることはないので10年くらいもつのですが、例えばパカッと開くようなタイプの窓に貼ると、窓を開けた時に直接日に当たります

 

その回数が多いほど劣化は早まり、頻回なら10年もつかどうかは分からなくなってきます

 

 

天窓

 

完全な室内でも、北向きなら紫外線の量は少ないですし、東側なら強い紫外線は午前中くらいのものですから、一日中あたる窓ってそうそうありません(南向きの窓は最も時間が長いですが)

 

例外としては天窓

 

ここはほぼ一日中太陽が当たりますので、どの方角の窓よりも劣化が早くなってしまいます

 

天窓のフィルムは場合によっては2年程度とも言われていますから、それほど紫外線は恐ろしいくらい強力な光線だという事です

 

たしかに、お店で窓際に商品を置いておくとあっという間に劣化しますから、本当に強いんですよね

 

 

もっと長持ちのものも

 

逆に言えば紫外線に当たる機会がなければ劣化することもほぼないとも言えます

 

実際には20年くらい前に貼ったフィルムがまだ現役でぴったり貼られているケースもありますが、これは直接日が当たらないような位置にある室内に配置されたガラスにあるものです

 

 

見た目では分からないことも

 

先ほどの画像のように、見て明らかにわかるものは良いのですが、見た目は普通なのに剥がしてみると変な黒い粉がついてくるとか、そういうタイプの劣化もあります

 

これは暑さ対策のための金属膜が劣化してぼろぼろになっているのですが、パッと見ただけではわかりませんが、そういうものはだいたい貼ってから10年以上たっているものばかりです

 

そういう事もあるので、だいたい12~13年くらいで新しく貼り変えを行うのがほとんどだと思います

 

 

まとめ

 

劣化したフィルムは見た目もなかなかすごいことになったりするので、景観を損ねることもありますし、何より性能が発揮されていない可能性もあります

 

飛散防止や紫外線カット、暑さ対策などの効果が減っていく可能性もあるので、定期的な貼り変えはやっていきたい所ですね

 

一度の工事には価格が伴いますが、例えば大きなベランダ窓1枚を1万円で貼った場合、10年もつとしても1年1000円です

 

安全と快適さを得られるものではここまでのコストパフォーマンスをだすものは珍しいと思います

 

相談・見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお声がけください

プライバシーポリシー  /  特定商取引法に基づく表記      Copyright (C) 2023 フィルムケア. All rights Reserved.