ブログ一覧


ペアガラスにミラーフィルムを貼った効果

ペアガラスとミラーフィルムの相性

 

そもそも機能の高いペアガラスですが、そのガラスは色んな組み合わせになっています

 

普通のガラス + 普通のガラス

 

普通のガラス + Loe-Eガラス

 

普通のガラス + 凸凹のガラス

 

という感じです

 

 

ペアガラスにミラーフィルムを貼ると熱割れするということが言われていますが、たしかにそのリスクはあります

 

ですので、職人は熱割れ計算を行ってなるべくリスクを減らしたフィルムを提案することがあるので、もしもご検討の際は必ず確認してほしい部分です

 

 

そのうえで、貼れるミラーフィルムはありますから、ペアガラスとミラーフィルムの相性について見ていきたいと思います

 

ビルの映り込みの画像

 

 

見た目

 

ミラーフィルムとペアガラスの相性はとても良いです

 

ミラーフィルムの濃さは選べるのでほんのり鏡のような感じ~強い鏡のような感じ、というところまでありますが、最近のペアガラスの外側はLow-Eガラスも多いです

 

Low-Eガラスはもともと反射性の強いガラスなので、そこにミラーフィルムを貼るとさらに見えにくくなるという相乗効果のような感じになります

 

フィルムは内側のガラスに貼るので、外側のLow-Eガラスで視線を反射して、内側のフィルムでもさらに反射する、という形になります

 

もちろん外側が普通のガラスでも、ミラーフィルムの効果はそのまま変わりませんので、外からの視線はしっかりとさえぎることが出来ます

 

外側のガラスがデコボコのガラスの場合は、視線カットはしっかりできているのでミラーの役割はそこにはなさそうです

 

 

性能

 

温度に関して

 

簡単に言いますと

 

・Low-Eガラスは寒さ対策として

・ミラーフィルムは暑さ対策として

 

それぞれ強く働きます

 

ですので、ペアガラスにミラーフィルムを貼ると暑さにも寒さにも対策がされた窓になるという事ですね

 

 

性能の強さはそれぞれ違います

 

ペアガラスで言いますとそもそも寒さ対策機能があり

 

・外側のガラスがLow-Eガラスだともっと機能が強い

 

ということになり、ガラスの間の空間が空気よりもガスであればさらに強い機能を持つということになります

 

 

ミラーフィルムの暑さ対策は、窓から入ってくる熱を3割~7割カットするという性能値が製品ごとに明確にされています(JIS規格)

 

暑さ寒さの原因はほとんど「窓」が原因になっているので、その窓からの熱流入をさえぎってしまうのは非常に直接的な対策となります

 

 

貼れないケース

 

熱割れ計算をして、その可能性が高いと判断した場合はそれをお伝えします

 

その場合は代わりになるフィルムがあるかどうか

 

もしない場合は外に貼れるものはないか(同じフィルムで内側用と外側用がある場合があります)

 

熱割れとは、ガラスは熱で膨張するので、温度が高くて膨張した部分と温度が低いままで膨張していない部分の境目でガラス自体にひびが入る事を言います

 

 

熱割れのリスクは様々あり

 

・ガラスの大きさ

・方角

・影の入り方

・ガラスの種類

 

など、これらの情報を現地で確認して計算します

 

 

その他の効果

 

紫外線カット

 

ペアガラスも紫外線は何割かカットすることは知られていますが、ミラーフィルムは99%カットしますので、相乗効果で限りなく0に近くなっていきますね

 

飛散防止

 

強風でものがガラスにぶつかっても破片を窓に保持したままの機能を飛散防止と言いますが、

 

・台風などの災害時

・地震災害時

・室内で人や物がぶつかったとき

 

に、大きな効果を発揮します

 

破片はケガをしますし、地震の際は避難経路の障害になるので市役所や商業施設などの公共の場所や店舗では意外と普通に対策されている内容になります

 

 

まとめ

 

ペアガラスとミラーフィルムの相性は良いのですが、熱割れのリスクさえ排除してしまえば本当に効果の高い窓になりますね

 

ペアガラスの冬の性能は非常に優秀ですし、ミラーフィルムの夏の性能も素晴らしいものがあります

 

夏も冬も快適になって電気代にも貢献しますので、もしもご検討の際はお気軽にお声がけくださいね

プライバシーポリシー  /  特定商取引法に基づく表記      Copyright (C) 2023 フィルムケア. All rights Reserved.