ミラーフィルムを貼ったら外から?
ミラーフィルムを貼ったらどうなる
見た目、性能など気になることは多いですので、実例を見ていきたいと思います
普通の1枚ガラスに貼った場合はフィルムの機能がそのままプラスされますが、ペアガラスの場合はもともと断熱機能がついているので、さらに機能性の高い窓になります
見た目
ミラーフィルムの特徴は、外から見た時には鏡のようになって室内が見えなくなり、かといって室内からは外が見えるという状態になります(※夜は逆転するのでカーテンなど対応が必要です)
ミラーの濃さは選べるのですが、わかりやすく強めのミラーを貼ると
外からはこんな感じに鏡のようになっていますが、室内からは
このように、特に視界をさえぎったり見た目が変わったりということもありません
室内からの見た目としては、何となく青みがかったような感じになりますが、ちょうど施工途中の画像だと分かりやすいので
一番左が、今から貼ろうとしている所なのですが、違いが分かりますよね
それで、別の窓になりますがこれを貼ると外からは
このように、中を見ることは出来ません
プライバシーが守られるので、カーテンを開けっぱなしにしても大丈夫な感じになります(※夜は逆転するのでカーテンなど対応が必要です)
明るさは?
ミラーフィルムは、暑さカットとともに明るさもカットするのが通常です
つまり、強いミラーフィルムを使うほど明るさも減っていくという事ですね
参考までにですが
お部屋の明るさは窓の大きさにかなり影響を受けます
小さい窓にミラーフィルムを貼ると影響はとても大きいと感じます
逆に、大きい窓であればあるほど影響は減り、大きい窓が1か所だけでなく、2~3か所ある所ではミラーフィルムによる明るさが減った影響はそこまで感じるほどでもないなというのが印象です
性能は?
ミラーフィルムは、別名「遮熱フィルム」とも言われ、暑さ対策に特化した性能を持っています
夏の室内ってとても暑くなりますが、その原因は窓から入ってくる熱になります
もちろん床や天井、壁からも外の熱は入ってくるのですが、窓から入ってくるその割合は7割程なので、ほぼ窓が原因と言っても過言ではありません
その熱の流入経路に直接対策をしてしまうのが遮熱フィルムという事なのですが、入ってくる熱を7割程カットしてしまいます
中程度のミラーフィルムでも4割程カットするのですが、4割でも夏が変わってしまうくらいの体感です
貼った部屋と貼らない部屋で行き来するとすごくよく分かるのですが、室温が全然違うのです
という事は、エアコンの効きにも影響しますのでお部屋を冷やしやすく、冷えたお部屋のひんやりがエアコンを切っても続きやすいという状態になりますから、電気代にも貢献することは予想できます
その他の機能は?
ミラーフィルムの性能は
・外からの視線カット
・暑さカット
その他にもあります
紫外線カット
実に99%カットし続ける優れものです
紫外線の有害さは言うまでもありませんが、子供のころから浴びたものは体に蓄積して一定以上になってやっと皮膚がんや白内障の原因として働くので、誰もが普段気にしないものです
せめて家の中では必要以上に浴びたくないものですよね
飛散防止
地震で窓ガラスが割れる時というのは窓の枠が変形して割れるのですが、その時のガラスは数メートル飛び散ります
飛散防止というのはその割れる破片を留めて落とさない機能になり、地震災害時の対策として使われている機能です
揺れの最初の時にケガをしない事や、飛び散った破片のせいで避難経路を歩けない、ということを未然に防ぐ役割があります
こども園などでも貼る所が増えていますし、大型商業施設や市役所などの公的な場所では実は当たり前のように貼られているのです
まとめ
ミラーフィルムは一度貼ったら10年以上はもつものですので、一枚何役も出来るというコストパフォーマンスが非常に高いものです
ご検討の際はお気軽にお声がけください
次の記事へ
窓ガラスはフィルムで熱割れする?防ぐには »