外から見えず中から見える窓ガラスフィルム
プライバシーを守るフィルムとは
外からの視線があってお悩みの方はとても多く、仕方なくずっとカーテンを引いているという事もよく聞く話です
そんな時に良いとされる窓ガラスフィルムは、本当にプライバシーを守ってくれるのか
外から見えずに中からは見える、なんていうそんな都合の良いことがあるのでしょうか
ミラータイプの窓ガラスフィルム
その問題に対してよく使われるのはミラータイプの窓ガラスフィルムになります
外からの視線は鏡のように反射して、室内からは外が見える、というものです
だいたい写真で見てみますと、外から見ると
このように、室内の様子がよくわかりません
外の景色が映るばかりです
そして室内から見てみると
このように、ほぼ問題なく外の景色を見ることが出来ます
どういう仕組みなのか
ミラーフィルムにはそれぞれ可視光線反射率があって、例えば50%ですともう本当に鏡のようになりますし、20%ですと反射して室内の様子は外からは非常に見にくい、というように、金属膜がどの程度作用するかという仕組みになっています
鏡の強さも製品によって違います
もちろん、ミラーフィルムはそもそも太陽光を反射したりすることで暑さ対策を得意とする一面もありますから、鏡のように反射する度合いが高いほど、暑さ対策としても機能が高い、という相関関係はあります
非常に簡単に言うと、ミラーフィルムは明るい所から暗いところが見えないようになっています
なので、明るい昼間は外から室内が見えにくい、という事です
※夜は反対になって、外から中が見えやすくなるのでカーテンは必要です
どんな窓にも貼れるのか?
基本的にはどのような窓にも貼る事は出来ますが、注意点がいくつかあるのでお伝えしていきますね
デコボコのガラス
加工してあるガラスに貼る場合は、普通のガラスに貼るペラペラのフィルムではなくて、専用のフィルムを貼る事になります
とはいえ、凸凹面の裏側は波打っているけども、まだつるっとした面なので、そちらに貼れるようであればまずはそちらに貼る事を検討します
ペアガラスなどの場合
いわゆる熱割れの可能性を考えてから、フィルムの施工になります
熱割れというのは、ガラスの真ん中と端っこに温度差が出来ることで、温度の境目に亀裂が入る事を言いますが、ペアガラスなどの、空間を持つタイプの窓はその空間に熱が滞留しやすいので、温度差を生じやすいという特徴があります
これは複層ガラスが悪い訳ではなく、そういった特性を利用して暑さや寒さに対策を施している状態です。むしろ窓としては非常に機能が高いんです
しかし、そこにフィルムが熱を反射したりすると、通常では想定していなかった熱の移動が起こり、ガラスの許容範囲を超える可能性が出てくるんです
ですので、複層ガラスの場合は今お使いのガラスと、使う予定のフィルムを合わせて熱割れ計算というものを行います
それで熱割れの可能性を大きく排除してからの施工になります
環境によっては選べるフィルムが本当に少ない事もあり、まれですが、ご希望に添えるフィルムがない事もあります
しかし、熱割れを起こしてしまっては大事ですので、ほとんどの場合は選べば大丈夫ですので、ここの確認は慎重に行っています
「ウチはどうかな…」と思われた場合はお気軽にお問合せいただくか、こちらの記事でもポイントをお伝えしていますよ
まとめ
外から見えなくて中から見える、そんなフィルムを貼ると今までの問題が解決される可能性が非常に高くなりますよ
日中カーテンしなくても良いというのは解放感がすごいです
もしも気になる方がいましたら、相談・見積もり無料のフィルムケアにお気軽にお問い合わせくださいね
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