地震対策が出来ている窓ガラス

地震対策を窓ガラスにする重要性が注目され始めていますが、なんと初めからその機能がついているペアガラスも存在します

地震対策とは飛散防止機能のことを言いますが、これをしておくことは初動の安全を確保するのに非常に大切な要素となります

地震災害時は、最初にケガをしない事やスムーズに避難できるという事が最初に求められることでもありますので窓ガラスへの災害対策はその後の避難生活にも大きな影響を与える内容です

対策が施されているペアガラス

ペアガラスとは、ガラスとガラスの間に空間があって２枚のガラスを使っている窓になりますが、これは非常に優秀な窓になります。主な機能としては

・防犯性能アップ

・暑さ、寒さ対策

ということになり、特に寒さに対しての性能は高いですし、防犯性能も高い中でCPマークを取得しているものも多いのが特徴です

※CPマークとは、国が「防犯性能が高いと認めた製品」につくマーク

しかし、地震対策は飛散防止機能が重要なので、残念ながらペアガラスといえどほとんどそれはついていません

ただ、最近行く先で見かける「ラミセーフセキュリティ」というガラスには飛散防止機能が最初からついています

これは、外側のガラスは普通の一枚ガラスで、内側が合わせガラス（２枚をくっつけて重ねている）になっており、そのくっつけた間に飛散防止フィルムを挟み込んでいるという構造なのですね

実際に、メーカーさんでも物をぶつけてガラスを割って破片が飛散しないという実験を行って確認しているようです

これは心強いですね

地震対策でご相談いただいた先でこのガラスが使われている場合は、僕としては飛散防止フィルムを貼らなくても良いのかなという立場でお話をいたします（価格も抑えられますからね）

ただ一点だけ

地震災害時のガラスがなぜ割れるかというと、窓の枠がぐにゃっと曲げられてしまってガラスがその変形に耐えられないからですが、それを層間変位と言います

窓ガラスフィルムはJIS規格に基づく製品なので、飛散防止と名乗るにはこの層間変位試験もクリアしなければいけません

今回ご紹介したペアガラスは、層間変位試験に関してはメーカーから回答を得られていませんので、この辺りをどう考えるのかはお客様のご判断になります

飛散防止フィルムを扱うものとしては、物がぶつかってもガラスが飛散しない性能があるというならば、層間変位にも耐えうる性能があるだろうと考えています

何もない場合はどうしたら？

通常は飛散防止効果のある窓のお家はまれですので、地震対策はこれからするところが普通です

そんな時には飛散防止フィルムをおススメしています

・地震で割れてもガラスの破片が飛ばない、落ちない

・UVカット99％

・熱割れの心配なし

・一度貼ったら１０年は働きます

・最もリーズナブル

・透明で見た目も変わらない

というものになります

貼ったらあとは安心なので、貼ったことを忘れてしまうくらいになってしまいますよ

まとめ

大きな地震があるとお問い合わせやご相談が増える飛散防止フィルムですが、よほど重ならなければ在庫はいつも持っていますのでお気軽にお問い合わせくださいね

フィルムケアは相談・見積もり無料です