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型板ガラスにフィルムを貼る時の注意点

凸凹のガラスのことを型板ガラスと言いますが、たまに使われていますよね

 

光は通しながら室内を見えなくするガラスで、シルエットだけわかるような感じです

 

型板ガラスの画像

 

型板ガラスにも窓ガラスフィルムを貼る時があるのですが、普通のつるっとしたガラスと違って特殊なものです。

 

使うフィルムもそれ用になりますし、施工の方法も独特ですし、出来れば貼らずに済む方法を探したりもします。

 

この記事では、そんな型板ガラス専用のフィルムについてご紹介します

 

 

普通のガラスフィルムとの違い

 

表面が凸凹しているので、普通にフィルムを貼るとピタッとくっついてくれません。

どうしても隙間が出来てしまうので、この場合は型板専用のフィルムを使います

 

これは「のり」がついている部分が分厚くしてあって、隙間を少しでもなくすような作りになっています。完全になくなるわけではないものの、そこまで気になるような感じの仕上がりではありません。

 

フィルム自体も特殊で、サイドを触るとのりがはみ出している感じにべたべたとくっつくような感じなんです

 

特殊なガラスに特殊なフィルムを貼るので、貼らずに済む方法がないかを先に検討するのが通常です。これは下で書きますね。

 

 

型板ガラスを貼る前に

 

貼らずに済む方法がないか…と先ほど言いましたが、その理由が「一度貼ったら剥がしにくいから」なんです。

 

通常のフィルムであれば剥がして元通りに出来ますが、型板ガラスの場合は剥がした後の凸凹したガラス面の奥にのりが残ってしまってきれいに出来ない可能性が高いんです

 

ですので、環境によりますが凸凹の裏側は通常のガラスのように貼れるのでそちらに貼るか、もしくはガラス自体を反転させて凸凹していない面に貼るか、ということが検討されます。

 

それでも他に手がない場合は凸凹面に貼りますが、原状の復旧は難しいことをご了承いただいたうえで、という形をとっています。

 

事務所や倉庫の入り口などはどうしても貼る必要性に迫られることもありますから、一緒にベストな方法を探します。

 

作業をする男性の画像

 

 

特殊な施工の仕方

 

通常のフィルムは、水をよく吹き付けてからその上にフィルムを乗せます。そしてガラスとフィルムの間の水を抜いていくんですが、型板専用フィルムの場合はドライ貼りと言って、貼る時に水を使いません。

 

ガラスの掃除はしますが、その後はもうぺたっとくっつけてしまうだけです

 

 

型板専用フィルムの種類

 

型板用のフィルムにも、いくつかのラインナップがあります

 

製品 特徴
飛散防止 飛散防止とUVカット(1)
マット (1)、マットなすりガラス調
ミルキー (1)、ミルキーな白い感じ
シルバー遮熱 (1)、熱半分ほどカット
貫通対策 (1)、防犯目的で使われる

 

貫通対策はCPマークこそ取得していませんが、一部のCPマーク取得製品よりもフィルムの厚みがあり、その効果はかなり高いと考えられます。

 

一時期物騒なニュースが流れた際には、真っ先にメーカー品切れになった製品です。

 

 

まとめ

 

型板専用フィルムはやや特殊なだけあって、1㎡辺りの施工料金は少し上がります。

しかし、通常のガラスよりも施工面積が小さいこともよくありますから、実際の施工料金はそこまで、という事も多いですよ。

 

もしも検討されている場合はお気軽にご相談くださいね

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