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ミラーフィルムを貼りたい 例えばSilver iR-35

ミラーフィルム iR-35について

 

ユタカ製品iR-35の、実際の様子や性能についてご紹介していきます

 

iR-35はシルバー遮熱と言われるフィルムで、外からはミラーのように目隠し効果があり、中からは外が見えるフィルムです

 

遮熱性能があるので、夏の室温の上昇を抑えます

 

他にも、飛散防止とUVカット99%がついている多機能なフィルムで、価格も抑えられるのが特徴です

 

 

施工した見た目

 

iR-35の中から見た画像

室内からはこのような感じです。外の様子もしっかり見えていますね

 

iR-35外からの画像

外から見ると、かなり鏡のような感じになります

小さな小窓が見える程度ですが、これは中の窓が明るいから見える感じです

 

iR-35少し離れた外から

少し離れた位置からは、室内の様子を知ることは困難ですね

数メートル離れてこの状態ですから、向かいの家や向こう側のマンションなどの距離ではほぼ見ることは出来ないと考えます

 

 

性能について

 

シルバー遮熱と言われますので、遮熱機能を備えます

 

夏の暑さは窓から熱が入ってくるのがほとんどの原因です。もちろん屋根や壁からも外気の熱は入ってきますが、窓は建物の開口部ですから全体の7割にも及びます。

 

ですから、夏の暑さ対策を窓に行うのはものすごく有効な手段なんですね

 

暑さをカットする性能は「遮蔽係数」という数値で表されますが、その他の数値も一緒に載せておきますね

 

iR-35 性能数値

UV透過率 可視光線透過率 可視光線反射率 近紫外線透過率 日射透過率 日射反射率 日射吸収率 遮蔽係数 熱還流率
  W/㎡k

1未満

34.1 36.5 22.1 27.4 34.6 38 0.46 5.9

 

UV透過率:通常の1枚ガラスは74%

可視光線透過率:通常の1枚ガラスは90%です。お部屋の明るさに影響します

可視光線反射率:通常の1枚ガラスは8%。この数値が高いと外から見えにくい

日射透過率:通常の1枚ガラスは87%。日差しや熱を通す割合です

日射反射率:通常の1枚ガラスは8%。外からの日差しや熱を室内に入れずに反射する割合です

日射吸収率:通常の1枚ガラスは6%。外からの日差しや熱を吸収する割合です

遮蔽係数:通常の1枚ガラスは1。1を基準にして、この数値が小さいほど遮熱性能が高いという事になります

熱還流率:通常の1枚ガラスは6.0.6.0を基準にして、この数値が小さいほど断熱性能が高いという事になります。

 

遮熱の性能を見るには、遮熱係数を見るのが一番簡単です。iR-35の場合は0.46ですから、半分以上は熱をカットする性能なのが分かります。完全に46%という訳ではないのですが、この場合は5割から6割ほどの熱をカットしてくれる予想がつきます

 

 

実際の測定結果

 

紫外線

UV測定iR-35窓開けて測定

普通に窓を開けた状態では、1758μW/㎠でした。

 

iR-35UV測定の画像

窓を閉めて、iR-35越しに紫外線を測定すると、0となっています。

実際は、0.0…という事だと思いますが、ほぼないことは確認出来ました

 

iR-35UV測定床、窓開けて測定

 

窓から2メートルほど離れた床で、窓を開けた状態で紫外線を測定してみますと1316μW/㎠でした。これが常に床に当たっていることで床は段々と劣化していきますね

 

iR-35UV測定床で

窓を閉めて、iR-35越しに測定すると0と表示されています

 

このように、紫外線がしっかりカットされていることが確認出来ました

 

 

明るさ

 

iR-35の可視光線透過率は36.5%でしたので、本来の明るさの4割ない位になる計算です。

 

そう考えると結構暗くなるのでは?と思いますので、光量を測定しながらお部屋全体を見ていきました

 

iR-35越しの光量

まず、窓を開けての光量は13万5600ルクスです

 

 

iR-35を2枚越しの光量

窓を閉めると、4万7900ルクスです。

割合としては35.3%になったので、可視光線透過率の34.1%とほぼ同じですね

 

iR-35を2枚重ねした光量

ちなみに、窓を重ねるとiR-35を重ねた状態になります。

この状態では1万5500ルクスになりました。

先ほどの4万7900ルクスの32.3%になっているので、正直に可視光線透過率ごとに減っているのが分かります。

 

 

お部屋の様子

 

iR-35の中から見た画像

窓を閉めた状態のお部屋の様子です。

 

可視光線が3割5分になった状態ですが、これを暗いと感じるかそんなに変わらないと感じるかは本当に個人差なんです。

 

明るい所と比べると違いが分かりますが、雰囲気が良くなったとも言えるんですね

 

実際にいろんな方を見ていると、本当に半々くらいだなと感じますので、迷う場合はサンプルを手に取ってゆっくり考えられた方が良いと思います

 

一度貼ると10年以上もちますので、長いお付き合いですからね

 

参考に、光量の目安を書いておきます

 

 

生活上の光量の目安

 

勉強や読書:750ルクス

食卓、キッチン:300ルクス

団らん:200ルクス

寝室:20ルクス

 

 

補足

 

ミラーフィルムは、夜は外から見えますのでカーテンを引くなどの対応が必要です

 

これは仕様上仕方がない事で、明るい所から暗いところが見えにくいので、夜は室内のが明るいので外から見えてしまうんですね

 

 

まとめ

 

今回はiR-35というユタカ製フィルムの紹介でした。

 

このフィルムは室内用と外用がありますから、何らかの理由で内側に貼れない場合も対応できます。性能さもほとんどないですので、同じように出来ますよ。

 

もしご検討の際はお気軽にお声がけくださいね

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