ブログ一覧


ペアガラスの紫外線透過率と窓ガラスフィルム

健康と家を守る紫外線対策

 

紫外線の影響はあまり知られていませんし、知っていてもすぐに出てくるわけでもないのでつい後回しにされてしまいます。

 

怖いのは、忘れたころ何十年もして影響を出す所なのですが、最近ではペアガラスの建物も増えています

 

機能性の高い窓ですから、紫外線もカットしてくれるのか、どれくらいしてくれるのか、窓ガラスにフィルムを貼るのとどちらがコスパが良いのかなどをご紹介していきたいと思います

 

窓からの紫外線の画像

 

 

窓とフィルムの紫外線カット率

 

フィルムのUVカット率

 

窓ガラスフィルムは市販のシートと違い、JIS規格に基づいています

 

ですので製品ごとに性能は数値で表されていますが、ほぼどんなフィルムでもUVカットは99%となり、実際に計測すると99%以上であることが分かります

 

 

ペアガラスのUVカット率

 

ペアガラスには内側と外側にガラスがあり、組み合わせは自由です

 

UVカットに影響を与えるのはガラスの厚みや、Low-Eガラスなどの特殊なガラスになるので、そういった組み合わせでもカット率は変わります

 

さらに、中の空洞部分も空気だったりガスだったり、もっと言えば6mmの隙間や21mmの隙間など、こういった組み合わせも自由であり、UVカット率も変わってきます

 

これらを踏まえたうえでお伝えしますと

 

普通のペアガラスでUV4割程度カット、と言われています

 

そして、

Low-eガラスを使うペアガラスはUV7割カット、と言われます

 

大まかな紫外線はカットしてくれているのがよくわかりますね

 

ちなみに、

通常の1枚ガラスは3割弱のUVカットと言われています

 

 

比べてみると

 

室内でも紫外線を浴びることが懸念されているのは、窓ガラスを通ってくるものに対してです

 

外よりも窓ガラスを通れば若干少なくなるようですが、ペアガラスにすることでもう少し減らしていますね

 

たしかにこれでも効果はありますが、フィルムの場合は99%以上のカットですのでまず心配がなくなります

 

UV測定iR-35窓開けて測定

窓際でこの数値だった紫外線が

 

iR-35UV測定の画像

フィルムの後ろに行くとこの数値になります(実際は0.00…という数値です。0ではないです)

 

 

なぜ対策が必要なのか

 

病気発症のリスク

 

皮膚がんや白内障の原因ともなるので、必要以上には抑えたい所ですね

 

 

すでにたくさん浴びているから

 

子供のころから浴びている分は体に蓄積されています。忘れたころ、何十年もたってから病気の原因として機能するので、今からは出来るだけ抑えたいですよね

 

 

良い効果はないのか

 

紫外線を浴びることで、人間は皮膚でビタミンを作ることが出来ます。

 

しかし、ガラスを通ったものにその効果はありません。外で浴びるものは効果がありますが、室内でガラス越しに浴びる紫外線に良い効果は全くないんです

 

 

コスパとしてはどうか

 

ペアガラスはその組み合わせでUVのカット率が変わっていきます

(トリプルガラスはもっと上がります)

 

ですが、コスパという視点で考えると効果は高いですが費用もそれなりに上がってしまいます

 

もちろん、機能性を上げることで遮熱効果や防犯性能も一緒についてくるので一概に言えませんが、費用はそれなりにかかるのは現状です

 

 

一方で、フィルムの場合は

 

すでにあるガラスに貼るだけで紫外線は間違いなく99%以上のカットをしてくれます

 

コスパでいえばこちらが良いという事になりますね

 

ペアガラスは10~20万円以上するものですが、フィルムは1~2万円程度です

 

 

もちろん、フィルムに遮熱機能や防犯性能を持たせる場合は費用も少し上がりますが、ペアガラスほどの費用にはなりません

 

 

まとめ

 

フィルム一枚で驚くほどのUVカットの効果ですね

 

無色透明のものであればペアガラスでもトリプルガラスでも熱割れはあまり心配なく貼ることが出来ますので、お気軽にご相談ください

プライバシーポリシー  /  特定商取引法に基づく表記      Copyright (C) 2023 フィルムケア. All rights Reserved.