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窓ガラスフィルムを外に貼るのはなぜですか

外に貼るには理由があります

 

窓ガラスフィルムは基本的には室内に貼ります

 

しかし、外に貼っている物も見かけますがこれには理由があるんです

 

この記事では外に貼る場合についてご紹介していきます

 

外に貼ったフィルムの画像

 

 

室内に貼れない理由の例

 

 

物がどかせない

 

例えばお店で、何かの機械が固定されている場合は動かせないので後ろの窓にフィルムを貼ることが出来ません。

 

他にも、構造上作業のスペースがないなどでも室内に貼る事が出来ません。奥まった所なんかは作業スペースがあるのかの確認が必要です

 

ちなみに、吹き抜けなど高い場所の場合は足場を組むなどして対応することになります

 

他にも、ペットの毛がものすごく舞っているような環境ですと、貼れない事はないですがどうしてもゴミがフィルムを貼る時に入りやすくなってしまいます

 

 

すでに貼ってある

 

室内側に、以前貼ったフィルムがある場合は剥がしてから新しく貼りますが、剥がしたくない場合は外側に貼る事になります

 

 

サッシ・ガラスの問題

 

網入りガラス、型板ガラス

 

通常の一枚ガラスであっても、それが網入りガラスや凸凹やすりガラス調の型板ガラスの場合は、通常のガラスよりも強度が弱いので、フィルムとの組み合わせで熱割れを起こさないか確認が必要になります

 

熱割れしやすいかどうかはガラスの種類だけでなく、方角、ガラスに影が入るか、どんなフィルムを貼るのかによって変わるので一概に言えません

 

同じガラスが使ってあっても、大丈夫なお宅とそうではないお宅があります

 

この熱割れの確認は計算で見れますので、職人に聞くと良いですよ

 

熱割れ計算は絶対の保証ではありませんが、明らかなリスクは排除できます

 

ここでの確認でリスクが高いなと判断したら、外側に貼る事を検討します

 

 

ペアガラス・トリプルガラス

 

非常に機能性の高い窓ガラスですが、通常使用でも熱割れを起こす可能性があります

 

と言っても、直接エアコンが当たっているとか、ガラスに何かを貼ったりしなければよほど大丈夫なのですが、通常の一枚ガラスよりもリスクが高いのは間違いありません

 

ペアガラスであっても熱割れ計算をして確認するのは同じですが、熱吸収タイプのフィルムよりも反射するタイプの方が比較的にリスクは少ないと感じます

 

フィルムは貼れないわけではないですが、限られてくることもありますので、より安全をとるために外側に貼る場合もあります

 

 

トリプルガラスはかなり慎重に考えます。例えば新築で、工務店の10年保証もフィルムを貼ってからの熱割れは補償対象外になってしまうのがほとんどと思います。

 

どうしてもという場合は、外側に反射の強いフィルムを貼る事を検討します

 

窓を外から見た画像

 

 

どんなフィルムでも外に貼れるのか

 

外用専用のフィルムを貼ります。

 

通常は室内側に貼りますが、これは直接紫外線に当たらない前提でフィルムが作られているからです

 

なので、普段はみんな室内用で、外用は専用のものがありますが、室内用よりはラインナップは少し減ります

 

例えばミラータイプの同じフィルムでも、室内用と外用がありますが、性能差は気になるほどではなく、違和感は感じないと思います

 

室内用のフィルムは10年以上の耐久性を持ちますが、外側に専用のフィルムを貼った場合は5年くらいの耐久性です

 

紫外線の物を劣化させる効果は本当に強いんですね

 

 

ですので、室内に貼ったフィルムでもぱかっと開くタイプの窓で直接陽に当たる場合は、10年を待たずして白くなってきたりすることもあるかもしれません

 

 

まとめ

 

通常は室内側に貼りたいけれども、事情がある場合は外側を検討します

 

同じフィルムで外用があれば良いのですが、ない場合は同じような性能の物で対応いたします

 

もしもご検討の際はお気軽にお声がけくださいね

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