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窓ガラスフィルムは暑さと寒さの両方対策出来ますか?

暑さ寒さの両方対策できるフィルムについて

 

 

夏は涼しく冬は温かく、これは理想ですが窓ガラスフィルムの中にはこのような性能を持つものがあります

 

この記事ではそういった両方の機能を持つフィルムをいくつかご紹介していきますね

 

 

遮熱機能と断熱機能について

 

簡単に説明しておきますと

遮熱機能は遮熱係数で大体の性能を知ることが出来ます

 

遮熱係数は、1.0を基準としてそこから数値が低いほど性能が高いという事になり、

 

例えば遮熱係数が0.7の場合は、窓から入る熱を70%にしてくれるんだな、という感じでさしつかえありません

この場合の遮熱性能は3割カットという事ですね

 

 

一方断熱性能は、熱還流率という数値で性能は表されます

 

6.0を基準として数値が小さいほど性能が高いという事になりますが、熱還流率は断熱性能を表す数値で、フィルムだけでなく、窓ガラスやサッシ、家の壁などにも使われています

 

これは遮熱係数のような分かりやすいものではないので、詳しくお知りになりたい方はこちらの記事にも載っていますのでご参考ください

 

断熱機能は窓ガラスフィルムでプラスしましょう

 

 

Low-E70(断熱フィルム)

 

では、製品の紹介に入ります

 

Low-E70は、3Mというメーカーの断熱フィルムです。

 

夏は遮熱、冬は断熱という機能が必要になりますが、このLow-E70は断熱フィルムにカテゴリーされていますが、実は遮熱フィルムとしても優秀です

 

特徴は透明で、お部屋の明るさにはほぼ影響がありません

 

価格は他のフィルムに比べて高めになりますが、夏は涼しく冬は温かく、を実現するフィルムになります

 

 

エコリム70(低放射フィルム)

 

サンゲツというメーカーの、ほんのりグレー味がかかった雰囲気のフィルムです

 

こちらも非常に優秀で、夏は遮熱効果が高く、冬は断熱効果が高いフィルムになります

 

ほんのりグレーと言いましたが、お部屋の明るさに影響は感じず、何となく雰囲気がかわったかなと思う程度です

 

 

NS70LE(クリア遮断熱)

 

グラフィルというメーカーの、ほぼ透明な感じのフィルムです

 

こちらのフィルムも視界を遮ることなく、お部屋の明るさにも影響しません

 

夏は遮熱機能がしっかりと働き、冬は断熱性能が働いてくれます。

 

 

ZC05G-NX(日射調整)

 

リンテックというメーカーの、ほんのりグレーな感じのフィルムです

 

とはいえ、お部屋の明るさには影響はほとんどなくて、分からない位だと思います

 

このフィルムも優秀で、夏は涼しく、冬は温かく、をもたらしてくれます

 

リビングの窓の画像

 

 

それぞれの性能値

 

ここまで紹介してきたフィルムの性能値を比べてみます

 

製品名 遮熱係数 熱還流率
Low-E70 0.64 4.6
エコリム70 0.59 4.5
NS70LE 0.61 4.6
ZC05G-NX 0.57 4.1

 

どのフィルムも高い性能を持っていることが分かります

 

 

夏の室温が上がる原因は、そのほとんどが窓から入ってくる熱なのですが、それを4割カットするとエアコンの効きも変わりますし、それは電気代の節約にもつながり、何より快適になります

 

冬も、熱還流率だと違いが説明しにくいのですが、4.5とかになると冬の室温は6℃くらい変わるとも言われていますのでご参考ください

 

 

まとめ

 

今はペアガラスなど機能性の高い窓も増えてきましたが、フィルムの良い所は熱割れのリスクを確認したうえでそこに機能をプラスできることです。

 

とはいえ、まだまだ従来の一枚ガラスは多いですので、ペアガラスにリフォームする費用を考えると窓ガラスフィルムの方が費用対効果が高いケースも多いと思います

 

今回ご紹介したフィルムは、その中でも価格帯が上の方にはなりますがそれ以外にも性能様々なものがありますので、もしもご検討の際はお気軽にお声がけくださいね

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