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ミラーフィルムで明るさが心配な方へ

フィルムを貼った後の明るさ

 

例えばリビングの窓に強めのミラーを貼ったりすると今までの明るさが減ります

 

事前にサンプルを見て選んだのに、実際に貼った後違和感がある…何てことのないようにしたいですよね

 

暗めの空間にしたい場合は問題ないのですが、生活空間の明るさはなるべく維持したい場合の参考になることを書いていきます

 

明るい部屋の画像

 

光のカット率を数値で確認する

 

人間が認識できる光を可視光線と言いますが、窓ガラスフィルムは「可視光線透過率」が製品ごとにあります

 

これは、外からの可視光線がどれくらい室内に入ってくるかという数字で、透明の一枚ガラスは90%です

 

ちなみに、窓ガラスフィルムってJIS規格に基づいているのでUVカット率や熱カット率などすべて数字に性能が現れています。窓ガラスフィルムと名乗れるのはこの規格のものだけです(市販のシートには確認の方法がありません)

 

では、気になるミラー系の可視光線透過率を見てみます

フィルムにも性能の違いが様々で、ミラー系のフィルムをいくつか見てみると

 

製品名 可視光線透過率 フィルムの特徴
シルバー18 20% 強い鏡タイプ
シルバー35 36% 強めの鏡タイプ
iR-50 57.9% 薄めの鏡タイプ

 

というように、同じ「ミラータイプ」でも数字が変わってきます

 

もちろん違うのは可視光線透過率だけではなくて、それに比例して遮熱性能なども変わっていきます

 

一般的に言いますと、遮熱性能が高いミラータイプは可視光線透過率は低いという傾向もありますので、遮熱性能と目隠しはすごく良いが、お部屋が暗くなったと感じるようなことにはならないようにしたいと思っていますので、お部屋の明るさへの影響は事前にお伝えしています

 

目隠し機能を求めないならば、透明遮熱フィルムもよいのですけれどね

 

ある程度の目隠し機能を持つミラータイプがよく選ばれていくなと感じています

 

 

お部屋の間取りにもよる

 

お部屋の窓が一か所であれば明るさがカットされた影響は感じやすいですが、もし角部屋のような感じで2方向からの採光がある場合、少し状況が変わってきます

 

天窓がある場合もまた変わりますね

 

この辺りは環境次第ですので、一度職人さんに聞いてみると良いと思います

 

もちろん僕の場合も光量計を持ってお伺いしますよ

 

 

明るさの違いを感じる目安

 

生活に必要な量

 

太陽光って10万ルクス以上ありますが、生活環境にはそんなにたくさんいりません

 

リビングで数百ルクスという具合です

 

寝室やトイレなどは50ルクスもあれば良いと言われています

 

 

違いを感じる目安

 

そして、どれくらいで違いを感じるかというと

 

・100%~70%

 ほとんどの人が違いを感じない

 

・70%~40%

 一部の人が違いに気づく

 

・40%~

 多くの人が違いに気づく

 

と、言われています

 

 

そして、可視光線透過率が30%~40%くらいですと感じ方が分かれます

暗くなったなと感じる方と、雰囲気が良くなったなと感じる方、という具合ですね

 

これはお部屋の環境や好み、生活状況によりますので人によって変わります

 

 

まとめ

 

解決したい問題は人によって本当に様々ですので、もしフィルムを貼るとどうなるのかなーとお考えの場合は、聞いてみるだけでも大丈夫ですのでお気軽にお声がけくださいね

 

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