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窓ガラスフィルムで熱割れするポイントはココ!

熱割れのチェックポイント

 

窓ガラスにフィルムを貼ると割れる…そんな話を聞いたこともあるかもしれません

 

そう聞くとすごく心配になりますよね

 

もちろん割れる場合もあるので、そのために職人が現地に行って調査と確認を行い、貼っても大丈夫なフィルムをチョイスするのです

 

では、職人は何をみているのでしょうか

 

ガラスのヒビの画像

 

 

熱割れのリスクを高めるもの

 

窓の種類

 

加工したガラス

 

網入りのガラスやでこぼこのガラスなどは、一見強そうに見えますが強度は普通のガラスよりも弱くて、その強度は6割程と言われています

 

さらに、網入りのガラスの年数がたっていると中のワイヤーがさびていることもあります

 

その場合はさらに熱割れのリスクは上がります

 

 

複層ガラス

 

ペアガラスやトリプルガラスといった、いくつかのガラスが合わさったものは熱割れのリスクもあります

 

というのは、ガラスに熱がこもる状態が熱割れを誘発するので、ガラスとガラスの間の空間に熱がこもりやすい傾向があるとリスクが上がります

 

空間の中身も空気かガスかで変わりますが、ガスの方が熱割れのリスクは高くなります

 

もちろんこれは普段の断熱効果などを高める非常に優秀な機能なのですが、熱割れという観点で見るとそうなってしまいます

 

ちなみに、複層ガラスにどのようなガラスを使うかは自由ですので、内側も外側も普通のガラスの場合もあれば、内側は普通のガラスで外側はLow-Eガラス、という事もあります

 

これは組み合わせでかなり大きく変わるので一概に言えません

 

ペアガラスよりもトリプルガラスの方がリスクとしては大きいです

 

 

ガラスの厚み

 

一般家庭で使われるガラスの厚みは3mmがほとんどですが、高層マンションや店舗になると厚みが変わってきます

 

熱割れのリスクはガラスが厚いほど高くなります

 

 

方角

 

一番日が当たる南側が最もリスクが高く、次いで東、西、というようになります

 

北側はほとんど陽があたらないのでそこまでリスクは考えません

 

 

影の入り方

 

一日の内に太陽が動くことで影も移動しますから、ガラスに影がどのように入るのかも熱割れに大いに関係します

 

どこか一辺に入るよりも、シャープに一部分に入るほうがリスクは高くなります

 

影なし < 一辺 < 二辺 < くっきり一部分

 

リスクの高さ順位はこのような感じです

 

 

窓の形

 

普通の開閉できるタイプよりも、はめ殺し窓の方がリスクは高くなります

 

 

ガラスの大きさ

 

一般的にガラスの大きさが大きいほどリスクは高まります

 

 

フィルムを貼っても大丈夫なのか?

 

ここまで聞くと、なんだか危ないから貼らない方がいいかなと思ってしまいますよね

 

しかし大丈夫です

 

職人は現地に行って、先ほどお伝えしたような内容を確認して最適なフィルムをチョイスできます

 

 

それは、ガラスの状態を確認したうえで、ガラスメーカーが出してくれている数値をもとに熱割れ計算を行う事で明らかなリスクを排除できるからです

 

もちろん100%ではありませんが、あからさまなものは除いて、フィルムを選定することが出来ますよ

 

 

まとめ

 

僕も安全なフィルムを選んでご提案しますが、例えばトリプルガラスの場合ですと、ご要望に沿うには外側に貼るしか安全な方法がない場合もあります

 

というように、環境によっては選ぶ幅がない時もありますが、安全を優先してご案内しています

 

うちの窓に貼るとどうなるのかな?と思う場合は、相談・見積もりは無料ですのでフィルムケアにぜひお気軽にお声がけくださいね

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