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窓のミラーフィルムで室内の明るさは?

ミラーフィルムは部屋を暗くするか

 

視線カットをしてプライバシーを守るフィルムでは、ミラーフィルムが良く使われています

 

実際に外からの視線を鏡のように反射して室内を見えにくくするのですが、光をカットする性質があるために、お部屋を暗くする場合もあります

 

一口にミラーといっても種類がたくさんあるので一概に言えないのですが、今回はどのような感じになるのかをご紹介したいと思います

 

やや暗い感じの部屋の画像

 

 

ミラータイプの違い

 

 

ミラータイプと一口に言っても少しずつ性能が違います

 

・鏡のような反射度合い

・熱のカット率

 

などはフィルムによって違ってきます

 

少し見え方を見てみますと

 

外に貼ったフィルムの画像

 

例えばこのような感じですと鏡のような反射率は非常に高く、50%以上の状態ですが

 

iR-35外からの画像

 

これは鏡のように反射する度合いが36%くらいの状態です

 

先ほどのものと少しだけ違うのが分かるでしょうか

 

そして中から見てみると

 

iR-35の中から見た画像

 

このような感じで、特に暗いとは感じないと思います

 

しかし実際には、光は減っていて外からの光を34%程度にしています

 

光の量 人の反応
7割前後 違いに気付く人はほぼいない
4割前後 一部の人が違いに気付く
2割前後 ほぼ違いに気付く

 

光の量が変わると上の表のような感じだと言われていますが、あとは場所にもよります

 

出来るだけ明るくしたいリビングの場合は4割前後まででしょうし、あまり使わない部屋やいつもあかりをつけている店舗の場合は2割前後のものでも問題ないのでしょう

 

 

実際の数字

 

メーカーによってミラーフィルムは色んなラインナップがあるものですが、いくつか数字とともにみてみます

 

3M

  鏡の反射率 明るさ 熱のカット率
シルバー18 58% 2割に 7割
シルバー35 40% 3~4割に 5~6割
アンバー35 62% 2~3割に 7割強

 

グラフィル

  鏡の反射率 明るさ 熱のカット率
RSP15 63% 1割 8割
RSP35 33% 4割に 5割
RSP35LE 35% 4割に 6割

 

ユタカ

  鏡の反射率 明るさ 熱のカット率
iR15 51% 1割強 7割
iR35 36% 3割強 5割強
iR50 14% 6割 3割

 

というように、いくつかのメーカーを比べてみてもそれぞれあるのが分かります

 

それで見ていきますと

 

・熱カットの割合が強い → 鏡反射も強い

・強くなるにつれてお部屋の明るさにも影響

 

というような感じで変化していくのが分かると思います

 

 

どのようなチョイスが妥当か

 

一番のご要望は何か、という事によると思います

 

目隠しの用途であれば白いグラデーションのような装飾フィルムも視野に入ってきますし、暑いという事であれば、あとはお部屋の明るさがどの程度になるのかを確認するということになります

 

西日などが一番のニーズであれば、強めのミラーを使わないと解決に至らないことが多いですので、最も強いものかその下くらいの物か、ということにもなってきます

 

 

まとめ

 

一度貼ると10年もつものですから、急いで決めなくても良いと思いますが、やはり見た目や貼った後のお部屋の明るさなどはずっと影響することですから大切な事です

 

何度でも足を運びますので、サンプルや写真などでぜひじっくりと確認されることをおすすめします

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