窓ガラスフィルムは自分でやらない方が良い理由
窓ガラスフィルムは専門技術
もしもホームセンターなどに売られているシートをお考えの場合は、もちろんご自分で行う事は簡単ですので、問題ありません
何度も貼ったり剥がしたりできますし、手軽に行えるところが良い所です
しかし、窓ガラスフィルムをお考えの場合はかなり専門技術ですので、こちらは専門店にお任せした方が良いと思います
窓ガラスフィルムと名乗れるものは全てJIS規格に基づいた製品ですので、シートとは違う商品です
窓ガラスフィルムの難しい所
フィルムの調達
業者であれば仕入れ先がありますが、一般の立場でフィルムを調達しようと思うと例えばAmazonなどでも売っています。
ガラスの採寸はゴムのパッキンからパッキンへと、その内側をミリ単位で測って縦横を出して注文します
非常に手間ですが出来ないことはありません
窓ガラスの清掃
どんなにきれいな窓でも新築でも、必ず清掃から行います
ここを怠るとフィルムの中にゴミが入ってしまうからですね
清掃には雑巾ではなくてスクレーパーやゴムワイパーを使って、ガラス面のホコリをとっていきます
ガラス用の洗剤を使うまでもなく、水に中性洗剤を少したらしたものを霧吹きでガラスを濡らしながらしっかりと掃除して、ワイパーで取り切れないガラスの淵の水はキッチンペーパーでふき取ります
このふき取りをタオルやティッシュでやるとゴミが入ってしまうからです
ここも、気を使う所ですが、出来ないことはないと思います
フィルムの貼り付け
キレイに掃除したガラスに、また霧吹きを吹いてしっかり全面を濡らした後、今度は貼り付けるフィルムの剥離フィルムをはがして、接着する面を水で濡らしていきます
濡れた面同士をくっつけてガラス全体にフィルムが貼れたら、次はガラスとフィルムの間の水を抜いていきます
そのためにはゴムワイパーよりももっと固めのスクイージーを使いますが、フィルムの上から全面に水を吹いてスクイージーの滑りをよくして、まんべんなく間の水を押し出していきます
ここは注意しないと空気や水が残りやすい所なのでまんべんなく行います
非常に気を使う所で、特にフィルムの剥離シートをはがしてガラスに圧着するあたりはなかなか難しい作業だと思います
貼れたらまた掃除
全体の水が抜けたら、フィルムのはしっこに残るわずかな水も抜いていきます
小さな白ベラにキッチンペーパーを巻いて、ちょんちょんと水を押し出していきます
これが終わったらまた全体に水を吹いて、ゴムワイパーとキッチンペーパーで全体の掃除をして完了となります
と、ここまでが大体の作業の感じです
業者に任せる理由
フィルムの選定
やはり色んなパターンを知っているので、このフィルムが良い!というものがあったとしても実は同じ機能を持っていて価格を抑えられるものもあったります
見栄えや機能、価格などを良く知っているので頼りにして良いでしょう
仕上がり
かなり慣れているので仕上がりは全然違います
室内に貼れば今後10年と長持ちするものですから、出来るだけ仕上がりは美しい方が良いと思います
価格
窓ガラスフィルムは高いと思われがちですが、たしかに職人直通でないと割高になるのは否めません
ですので、お近くの窓ガラスフィルム職人を検索して依頼するのが最もリーズナブルな方法だと思います
まとめ
もしかしたら、何とか自分でやれるかもしれないと思うかもしれませんがかなり気を使う作業です
「簡単です」なんて言う方もいますが、フィルムにはしわも入りやすいですし、一度入るともう消えません
そんな心配を持ちながらやるよりも、かなり繊細な作業であることを考えて最初から職人に直通で依頼された方が良いと思いますよ
フィルムケアは相談・見積もり無料ですのでご検討の際はぜひお気軽にお声がけください
前の記事へ
« 暑さ対策の窓フィルムは次の記事へ
窓ガラスにフィルムを貼る効果 »